「天使の登録簿」 死者の思い出心に刻む 中央アフリカ エイズで死亡
「天使の登録簿」というファイルがある。
中央アフリカの首都バンギでエイズ患者の支援を続けている徳永瑞子さん(五四)=取材当時=が、亡くなった人たちの生きた証しとして残した記録だ。一九九三年の活動開始以来、すでにファイルは十数冊。登録された人も千人を超した。
スーツ姿で撮影したアベル。写真ができたのは死の直後だった。「子供のためにわたしは死ねない」といってミシンを踏み続けたクラリス。訪問の度に持参したイワシの缶詰を枕元に並べていたお母さんもいた。
「記憶から遠のいていく人もいれば、心の中にいつまでも残っている人もいる。でも、みんな日本では死ななくてもいいのです」と徳永さん。
世界ワースト10 HIV感染率
月給はガードマンで五千円。多くのHIV感染者が、月四千円かかる抗HIV剤を飲み続けることができない。
中央アフリカのHIV感染者は人口の14-20%、世界でもワースト10に数えられる。「感染者に対する差別はないですよ。だって、誰もが親や兄弟、親類に感染者を抱えているんですから」と徳永さんは話す。しかし、感染経路の80%である性交渉のパートナーは別。女性が感染していると判明すると、子供を奪われ、家を追い出される。
エイズ患者の自宅を巡回する徳永さんに同行した。ブリジットさん(三四)は蚊帳がつられたベッドに横たわっていた。口内はカンジダ症が発症し、結核も併発していた。
しきりに「おなかが痛い」といい、痛み止めを所望した。十四人の子供のうち、九人をエイズで亡くしている。
「いまの望みは」と尋ねたら、かすれた声でこう言った。
「子供たちのためにリヤカーが欲しい。リヤカーさえあれば、木材を運ぶ仕事ができるでしょう」
徳永さんらが支援する約五千人のHIV感染者のうち、今年になってすでに百五十七人が死亡した。子供を産んですぐ亡くなる母親も多い。
「お母さんを知らない子供が多くて…。お母さんの思い出を子供が大きくなり、心に刻むまで生きてほしい」と徳永さん。「天使の登録簿」の七割が女性である。
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