歴史の証言
天皇陛下へ 天皇の血筋を守れ 皇統護持作戦従事 紫電改 大村哲哉元大尉

海軍の人間爆弾「桜花」、高速偵察機「彩雲」、局地戦闘機「紫電改」の搭乗員三名は大正末に生まれた。憧れの航空兵として死線をくぐり、特攻隊に選ばれる生と死が向き合った人生。昭和、平成と生き抜いた三人の目に映る天皇陛下のお姿は […]

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チベット巡礼
監視体制厳しいチベット 軍事施設集中 密かに魚雷実験

 中国政府の監視体制が行われているチベットでは幹線道路以外の道の多くは通行禁止、軍のバスやトラックを多く見かけ、軍事施設が集中している。青海湖には魚雷発射実験基地が残っており、密かに海中で使用する実験を大陸奥深い塩湖で繰 […]

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歴史の証言
天皇陛下へ 高速偵察機「彩雲」田中三也元飛曹長 生き残り海軍将兵の思い㊥

海軍の人間爆弾「桜花」、局地戦闘機「紫電改」、高速偵察機「彩雲」の搭乗員三名は大正末に生まれた。憧れの航空兵として死線をくぐり、特攻隊に選ばれる生と死が向き合った人生。昭和、平成と生き抜いた三人の目に映る天皇陛下のお姿は […]

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歴史の証言
天皇陛下へ  人間爆弾「桜花」 佐伯正明元上飛曹 生き残り海軍将兵の思い㊤ 

遠くに浮かぶ緑の島陰に向かい、黙礼をされる後ろ姿が心に焼き付けられている。それは戦い力尽きた将兵を慰霊する祈る天皇皇后両陛下のお姿であった。 ズボンに両手を添え、凜とした天皇陛下と深い慈愛があふれられている皇后陛下。パラ […]

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チベット巡礼
イスラム、チベット、漢民族が混在 青蔵ルートの起点 西寧

 中国国内からチベット(西蔵)のラサ(拉薩)に向かうルートは主に3ルートある。四川省成都からの川蔵ルート、雲南省昆明からの雲南ルート、北の青海省西寧から入る青蔵ルートだ。いずれも6000メートル級の山脈がそびえ、5000 […]

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素晴らしきかなニッポン
たった一人のPKO カンボジアで地雷除去 元自衛官 高山良二

 現地に入って半年、順風満帆、思い描いた通りだった。隊員に気の緩みが出ていることが気になっていたが、そのままにして、一時帰国するつもりだった。タサエンまで車で12時間。後悔する時間はたっぷりあった。  「地雷の爆発事故が […]

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辺境を行く
海からしか見えないキャンドル 謎の地上絵 南米ペルー

南米ペルーには有名なナスカよりも古い地上絵がある。首都リマから200キロ南、パラカス半島の砂漠斜面にある「大燭台」だ。全長200メートル、深さ1メートルの巨大な絵はボートで海に出なければ見えない。行き交う船に対する灯台の […]

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忘れがたき偉人伝
ウサギの耳にがん 幻となったノーベル賞 山極勝三郎(下)

 動物の耳は自然にがんができないと信じていた山極勝三郎(やまぎわかつさぶろう)(1863~1930年)は耳に刺激を与えることで人工的にがんを発生させる実験に取り組む。助手の市川厚一は指示どおり、来る日も来る日もウサギの耳 […]

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忘れがたき偉人伝
「環境によって発生する」がん発生論発表 山極勝三郎(中)

 山極(やまぎわ)家の長女、包子(かねこ)と結婚し養子となった勝三郎(1863~1930年)は1888年、東京大学医学部を卒業する。当時、日本の病理学研究は北里柴三郎がペスト菌、志賀潔が赤痢菌を発見するなど世界の最前線だ […]

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戦跡を行く
大和、武蔵が並んでいたトラック泊地 

戦前、南洋庁トラック支庁や海軍第四艦隊司令部が置かれていたトラック諸島は現在、ミクロネシア連邦チューク州になっている。世界最大級の200キロの環礁内には100島が点在。海軍聯合艦隊の泊地であり、昭和18年2月11日、「大 […]

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