監視体制厳しいチベット 軍事施設集中 密かに魚雷実験

 中国政府の監視体制が行われているチベットでは幹線道路以外の道の多くは通行禁止、軍のバスやトラックを多く見かけ、軍事施設が集中している。青海湖には魚雷発射実験基地が残っており、密かに海中で使用する実験を大陸奥深い塩湖で繰り返していたことがわかる。

隣の新疆ウイグル自治区同様、核施設も多い。共産党政府が嫌がる産経新聞記者として初めてチベット取材を許可されたが、非常に面倒見いい風にみせた通訳兼ガイドが微に入り細に入り行動を把握していた。当然、ダライ・ラマに関する質問は通訳もされず、無視された。

青海湖の魚雷発射実験基地。「チベットからの遺言」(産経新聞出版)で使用したが、現物を紛失したため、本から転載。下部のモノクロ写真をAIでカラー化した
菜の花畑の向こうがッ青海湖
幹線道路以外は通行禁止。ここも左右に向かう道もあるが、当然、通ることはできない。
砂漠の奥に横切る道路があるが、通行禁止だった。多くはその先に軍事施設が配備されている

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