素晴らしきかなニッポン
 顔写真付き健康手帳 中央アフリカで名誉村長 日本人医師 「自然体ですよ」

 中央アフリカの首都、バンギから車で約七時間のケラ村に到着する。電気すら通っていないこの農村で、約二百人の村民全員が持っているものがある。顔写真付きの「健康手帳」である。  医師の辻守康さん(七一)=取材当時=が、国際協 […]

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チベット巡礼
突如、現れる塩の海 中国最大のチャルハン塩湖 チベット かつての海水 

青海湖からゴルムドに向かう途中、砂漠の光景から一面の白銀に変わる。中国最大の塩湖、チャルハン塩湖だ。チベット高原が隆起するときに累積した海水が地表に出ている。ゴルムド川やツァイダム川など注ぎ、激しい乾燥でどんどん水分が蒸 […]

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素晴らしきかなニッポン
ダイヤモンドめぐる内戦 アフリカ シエラレオネ 再入国果たしたシスター 「命ある限り助けたい」

 二〇〇二年十月、大西洋に面したアフリカ西部の小国シエラレオネ。世界最貧国のひとつである。ダイヤモンドをめぐり、全土で激しい内戦を繰り広げ、ようやく終結した後だったが、国土も人々も疲弊し、荒廃していた。 女子生徒たちの顔 […]

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忘れがたき偉人伝
坂の上の雲その後 最後の使命は郷里での教育 秋山好古㊦

 「サネユキキトク」の電報が福島・白河に出張していた秋山好古(よしふる)(1859~1930年)に届く。北予中学校(現愛媛県立松山北高)の校長に就任する6年前の大正7(1918)年2月3日。好古は陛下の軍事顧問を務める軍 […]

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忘れがたき偉人伝
「漫画で読む キスカ島奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯」Kindleで出版

「漫画で読む キスカ島奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯」を「Kindle」で電子出版しました。生前、お世話になった次男の気(のぼる)氏が父親の素顔をユーモラスに漫画で描きました。いつか世に出したいですねと気氏とも話しており […]

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素晴らしきかなニッポン
ウクライナ侵攻 中国が動き注視

 ウクライナの首都キエフ陥落が間近に迫っている。ロシアのウクライナ侵攻がウクライナとロシアだけの問題で終わるか。今回の侵攻を固唾を呑んで見ている国がある。中国である。ロシアの手口に対する米国の動きは、近隣国の欧州の動きは […]

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忘れがたき偉人伝
坂の上の雲その後 教育者でも英霊忘れず 登校を見て時計正す 秋山好古㊥

 大正13(1924)年4月に北予中学校長(現愛媛県立松山北高)に就任した秋山好古(よしふる)(1859~1930年)は毎日、同じ道順で同じ時刻に通勤する。「校長の通ふ沿道には、その登校せる姿を見て時間を知り、我家の狂ひ […]

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チベット巡礼
問答の寺 ラサ郊外のセラ寺 政府の監視対象 「通訳はできない」

チベットのラサ郊外にある「セラ寺」は「問答の寺」といわれ、チベット三大寺院のひとつ。山全体が寺院で散策コースを歩くだけで数時間かかる高野山のような僧院都市である。 重く低く響く読経 文化大革命前には8000人の僧侶が学ん […]

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忘れがたき偉人伝
坂の上の雲その後 何でも奉公させてもらうよ 校長になった秋山好古㊤

 大正13(1924)年4月7日午前7時前、松山の私立北予中学校の校門前で生徒が知らない男が笑顔で会釈していた。  「あの愛想のええ、変なおやじはだれぞな」。生徒たちはささやき合う。7時すぎ、講堂に集められた生徒たちは壇 […]

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歴史の証言
天皇陛下へ 天皇の血筋を守れ 皇統護持作戦従事 紫電改 大村哲哉元大尉

海軍の人間爆弾「桜花」、高速偵察機「彩雲」、局地戦闘機「紫電改」の搭乗員三名は大正末に生まれた。憧れの航空兵として死線をくぐり、特攻隊に選ばれる生と死が向き合った人生。昭和、平成と生き抜いた三人の目に映る天皇陛下のお姿は […]

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